英語を浴びるだけ日記

英語で見たり聞いたりしたもの日記

2024年4月19日のRambling

無理な事は出来ない

やや進次郎構文気味。ここ最近自分なりに英語のボキャブラリーを増やそうと思い、I know!を使ってみたり、金フレをめくってみたりしておりますが、「全く」覚えられません。正直言って未だにTOEIC600点レベルの語彙も怪しい。

そこでこの動画をたまたま見たのです。

youtu.be

つまり、試験を受けるわけでもないのに試験用の単語帳をやっても頭に入るわけがないのですよね。しかも自分で使わない単語ならなおさら。

この動画では単語帳やアプリを使って単語を覚えるのではなく「今持っているパッシブ・ボキャブラリーをアクティブ・ボキャブラリーに高めていく方に注力しよう」というレクチャーがされています。これは納得度が高い。見たり聞いたりしたら分かるのに、自分が話したり書いたりする時には出てこない単語を、自信を持って使えるようにする方がスピーキングの力を上げるには効率が良い、という訳です。新しい単語を覚えるならオンライン英会話で言いたいけど言えなかった単語をメモっておいて覚えるのも良いですね。今後はこのようにして単語を積み上げる方法を考えていこうと思います。

最近聞いているPodcast

先日友人から「実はこういうメンタルの病気と症状を持っている」と打ち明けられました。英語話者な事もあり、その病気に関係する英語の語彙の勉強がてらというのもあって、最近はその病気に関する英語のPodcastYoutube動画で情報を収集しています。

今メインで聞いているのは、患者当事者であり著書やPodcast等メディアを通じて病気の理解を広げようとしている活動家の方と、アメリカの専門医の対話形式の英語のPodcastです。これがとてもいい内容なのです。患者の視点からも医師の経験からも、色々な話をじっくり聞くことが出来ます。1つのエピソードが40分ぐらいなのもとても良い。世の中忙しいせいか、動画やPodcastのコンテンツは往々にして10分程度のものが多いのですが、ある程度ボリューム感があった方が私は安心して聞くことが出来ます*1

特に話しづらいネガティブなトピックについてタブーを設けず話しているのが良いと思いました。不衛生な生活とか、経済的な破綻、失業、自死、友人を失う、離婚、違法ドラッグ等々。

例えばこの病気には継続的な投薬が必要なのですが、性機能に影響を与える場合があるのだそうです。切実な問題であると思うのですが、特に10代などの若い患者にとっては医師に相談し辛いトピックスでもあります。結果として医師に相談せず勝手に薬をやめてしまうケースがあるのだそうで、当然あまり良い結果とはなりません。

メインキャスター「でもそんなの耐えられないよ!もしどうしても性生活を取り戻したいから薬をやめたいと患者に相談されたら医師としてどうこたえる?」医師「オーケー、じゃあ一旦やめてみましょう、って言うね。あとで苦しむのは本人だし。私に出来るのはサポートだけ。」こんな会話が交わされます*2日本人の作るコンテンツは、国民性もあるとは思いますが、患者・医師双方ともに赤裸々な話にはなりにくい面があるように感じますし、その辺は当事者の方にとってはもどかしい点もあるんじゃないかなと想像しています。

とても興味深い内容でコンテンツとしても面白いと思って聞いています。先日たまたまオンライン英会話で話していたらジャマイカの先生に「私もそのPodcast聞いてるわー!」といわれ、意気投合してしまいました。

こういう事を出来るだけオープンにして、スティグマを解消していこうという気持ちが強いのはアメリカ人のいいところだなと思います。当事者にとっては心強いだろうし、助けになると思うのです。他の英語圏の人たちはもう少しシャイで抑圧が強いんじゃないかなぁ。

メッセージアプリの文化?

職場で異動があって、5年ぶりぐらいに職場のオフィシャルサイトに入ってくるお問い合わせ内容を見ております。そしてなんだか前に見ていた頃と様子が変わったなと感じています。

1ターンのやり取りで終わるのが不可能なレベルで問い合わせ主からの最初の情報が少ない場合が増えて来たのです。「○○の予約あいてますか?」一文だけとか。日程、時間、人数等、要望の詳細が不明なため、何度もやり取りをする事になり、受け手の作業としてはあまり効率がよくありません。Q&AやAIチャットも設置していますが、そこは無視して一発突破して来ます。日本人だけではなく、外国人も同様の傾向があります。恐らく隣に座っている人に話しかけたり、LineやMessengerなどの閉じられたメッセージアプリで知人や家族とやり取りしている感覚で問い合わせをしてきているのではないかと推察しています。これはこれで現代の文化なのでしょうね。そのうちこちらで質問を用意して、それに対して入力していただくタイプのメールフォームに改修が必要になりそうです。

自覚がない

好きな有名人界隈をずっとウォッチしていると、ファンコミュニティの中でネガティブなコメントを継続的にしている人たちがいます。明らかに有名人本人が落ち込んでいる時に何カ月にも渡って人格批判を繰り返したりしているような人たち。

ところが先日有名人本人がSNSにポジティブな投稿をしたところ、そういう人たちが「良かったね~アンチやネガコメする奴らなんて無視した方が良いよ!」みたいな事をコメントしていて、開いた口がふさがらないというか、多分この人たちには何の自覚もないんだなぁとシミジミしてしまいました。

モラハラ、セクハラ、パワハラや他者を攻撃している人たちは一様に自覚がないですし、自覚しているのにやめられない場合は多分第三者の助けを借りた方がいい。

自分も無自覚にどれだけそういう事をやってしまっているか分からないので、本当に気を付けたいと思います。

今年も英国へ

物価の高騰とヨロヨロの日本円で絶望的な出費にはなりますが、また英国に行ってまいります。世の中そこここで戦争中で怖いので、安全安心はお金で買うしかないと泣きながらフラッグシップの航空会社を選び価格に目玉が飛び出ております。オンライン英会話の東欧辺りの先生達と話していても「旅行代、コロナ前の倍だよねー」という話で盛り上がります。現地ではお粥をすすって生き延びる所存です。

*1:たまにライフハック系の欧米人気インフルエンサーYoutubeチャンネルを見ると、再生スピードいじったっけ?と思うぐらい早口の人がいて笑ってしまう。「タイパ」追及のあまりか、短時間に情報詰め込み過ぎ!

*2:多分日本の現状では公にはなかなか言えない事だと思います。医師のくせに無責任だなんだと炎上してしまいそう。