英語を浴びるだけ日記

英語で見たり聞いたりしたもの日記

2024年2月17日のRambling

ナワリヌイ氏

ナワリヌイ氏が亡くなった。いつかこの日が来るのではと恐れてはいましたが、想像以上のショックで身体から力が抜けるような思い。自分としては、ガザの悲惨なニュースをあまり見すぎないようにしながらも横目で見続けているこのタイミングで...というのも衝撃を一層強化したかもしれません。

ナワリヌイ氏に関する私の知識はクーリエジャポンで取り上げられる記事の内容ぐらいのものでしたが、世界にはまだこんな人もいるんだ、という遥か遠くに見える小さな光のような存在だったので、何としても生き延びて欲しかった。正直、ロシアには戻らず、海外で活動して欲しかった。それでも命の危険は常にあったとは思いますが...。ご家族、特に奥様の悲嘆はいかばかりか。残念で悲しい。

クイーン+アダム・ランバート

先日、クイーン+アダム・ランバートを見て来たのでした。正直クイーンをちゃんと聞いた経験はないのですが、とても素晴らしいショーで、チケット価格以上の価値は間違いなく感じられました。

その後アダム・ランバートに興味が沸いて、Youtube動画やPodcastのインタビューなどを漁っております。英語の教材としてありがたい*1。ポーズか本心か分かりませんが、今まで自分の文化圏には無かったアダムさんの健全さというか屈託のなさが新鮮。

アダムさんは本当はロックミュージシャンになりたかったようですが、実際には一流のショービズの人に仕上がっており、フレディ時代からのクイーンのファンからも歓迎され愛されているのは、恐らくアダムさんがフレディ氏とはジャンル違いの人だからなのかもなぁと思ったりします。

それにしてもアダムさんにしても今回コンサートのオープニングアクトだったGLAYのメンバーも、非の打ち所がない「いい子」で、本当にそれで大丈夫?無理してない?等と心配になってしまうのは多分もう私が古い人間だからなんでしょうね。

オンライン英会話

コロナ陽性で中断したりしつつも、オンライン英会話は継続中です。新年で英会話を始めた人が多いせいか、最近フィリピン人女性で評価が高い講師は予約が取りにくくなっている気がします。全体的な講師の男女比率とか国籍分布は分かりませんが、フィリピン人女性が英会話の練習相手として最もハードルが低い(気がする)からそうなりますよねー、と勝手に想像。フレンドリーで明るくて優しくて...とにかく安心感があります。加えて若くてかわいい女性も多いので、そういう意味での人気もあるのかもしれません。

そういう訳で自分は最近は男性講師を選ぶことが多くなってきました。結果として男性講師の方がディスカッションで深掘りした話になりやすいような気はします*2。自分の語彙のなさや表現力の幅の狭さで言いたい事がちゃんと言えず、脳がギンギンに追い詰められている感じがあり...恐らくこれを続けるところに成長があるに違いない。そうであって欲しいです、切実に。

先日20代のセルビア人男性講師と話していて*3、世界情勢の話になったのですが、彼としてはアメリカ大統領選は共和党(=トランプ)に勝って欲しいんだそうです。曰く民主党みたいに世界のあちこちに首を突っ込んでもらうよりも、アメリカ人はアメリカに引っ込んでてくれてた方が世界は安定すると思う、との事。

セルビアは数十年前にアメリカ主導でNATO空爆されたばかりだし、地理的にも恒久的に難しい位置にあるので*4、そういう国の若者がそういう考え方をしているのも理解できると思いつつ、改めてやっぱりそうなのかとも思いました。それと彼は日本は遅かれ早かれ移民を受け入れる事になるだろうけど、どんな移民を受け入れるのかは本当によくよく考えた方が良いと思うよ、とも言ってましたね。移民問題はヨーロッパではもうコントロール不能に陥っているようです。

セレブの偽アカウント

SNSに横行するセレブの偽アカウントというのはお金を巻き上げたりするのが目的なのかと思っていたのですが、どうやらただの悪戯でやっている人もいるようですね。私の好きな有名人の偽物も方々に出没していて、折に触れ運営から注意喚起されたりしている昨今です。

しかしファンのひとりが偽アカウントにメッセージで口説かれたらしく、ドツボにハマってしまった模様。数回のやり取りののち、偽アカウントは消えてしまったらしいのですが、ファンは有名人本人と「愛し合ってる」と思い込んでしまっており、オフィシャル運営に突撃したりあちこちにコメントを書き込んだりして大暴れしております。ファンの脳内では「私と有名人の仲をマネージメント側が引き裂こうとしてる」というストーリーが出来つつあるようで、危険極まりない。むしろ多少のお金を巻きあげられた方があとくされが無かったかもなと思わなくもありません。

こういう話は私の好きな有名人界隈に他にもいくつかあるようで、有名人って大変なんだなと思うとともに、自分もいつとち狂うか分からないので気をつけたいと思います。私の好きな有名人は荒らしやアンチのせいで数年前からSNSに姿を見せなくなっているので、ガチ恋系寄りのファンには辛い状況です。直接本人の投稿を読んだり、すごく運が良いとリアクションもらえたりするチャンスが完全に失われてしまいました*5。だから問題のファンが一縷の望みにすがりたい気持ちも分からなくもありません。多分彼女も心のどこかでは偽物だって分かってると思うんですよね、本物じゃないって。どんなに駄々こねてもどうにもならないのですよ辛いけどね...。

*1:基本的に私はアメリカには興味が無く、リスニング素材がイギリス英語ばかりになってしまうため、アダムさんはよくぞアメリカ人でいてくださったと感謝しております。

*2:女性講師が相手の場合は世界中どんな相手でも「だよねー」「分かるー」と共感して、笑って、それはそれですごく楽しい。

*3:自分の息子と言ってもいいぐらい年下なのにあの落ち着き具合は一体何なのか

*4:他の国に出ていく友人も多いけど、この講師はセルビアから離れるつもりはない、と言ってました

*5:私も5年ぐらい前にコメント欄で本人からレスを貰ったのを思い出して今でもニヤニヤしてしまう。