英語を浴びるだけ日記

英語で見たり聞いたりしたもの日記

2024年4月19日のRambling

無理な事は出来ない

やや進次郎構文気味。ここ最近自分なりに英語のボキャブラリーを増やそうと思い、I know!を使ってみたり、金フレをめくってみたりしておりますが、「全く」覚えられません。正直言って未だにTOEIC600点レベルの語彙も怪しい。

そこでこの動画をたまたま見たのです。

youtu.be

つまり、試験を受けるわけでもないのに試験用の単語帳をやっても頭に入るわけがないのですよね。しかも自分で使わない単語ならなおさら。

この動画では単語帳やアプリを使って単語を覚えるのではなく「今持っているパッシブ・ボキャブラリーをアクティブ・ボキャブラリーに高めていく方に注力しよう」というレクチャーがされています。これは納得度が高い。見たり聞いたりしたら分かるのに、自分が話したり書いたりする時には出てこない単語を、自信を持って使えるようにする方がスピーキングの力を上げるには効率が良い、という訳です。新しい単語を覚えるならオンライン英会話で言いたいけど言えなかった単語をメモっておいて覚えるのも良いですね。今後はこのようにして単語を積み上げる方法を考えていこうと思います。

最近聞いているPodcast

先日友人から「実はこういうメンタルの病気と症状を持っている」と打ち明けられました。英語話者な事もあり、その病気に関係する英語の語彙の勉強がてらというのもあって、最近はその病気に関する英語のPodcastYoutube動画で情報を収集しています。

今メインで聞いているのは、患者当事者であり著書やPodcast等メディアを通じて病気の理解を広げようとしている活動家の方と、アメリカの専門医の対話形式の英語のPodcastです。これがとてもいい内容なのです。患者の視点からも医師の経験からも、色々な話をじっくり聞くことが出来ます。1つのエピソードが40分ぐらいなのもとても良い。世の中忙しいせいか、動画やPodcastのコンテンツは往々にして10分程度のものが多いのですが、ある程度ボリューム感があった方が私は安心して聞くことが出来ます*1

特に話しづらいネガティブなトピックについてタブーを設けず話しているのが良いと思いました。不衛生な生活とか、経済的な破綻、失業、自死、友人を失う、離婚、違法ドラッグ等々。

例えばこの病気には継続的な投薬が必要なのですが、性機能に影響を与える場合があるのだそうです。切実な問題であると思うのですが、特に10代などの若い患者にとっては医師に相談し辛いトピックスでもあります。結果として医師に相談せず勝手に薬をやめてしまうケースがあるのだそうで、当然あまり良い結果とはなりません。

メインキャスター「でもそんなの耐えられないよ!もしどうしても性生活を取り戻したいから薬をやめたいと患者に相談されたら医師としてどうこたえる?」医師「オーケー、じゃあ一旦やめてみましょう、って言うね。あとで苦しむのは本人だし。私に出来るのはサポートだけ。」こんな会話が交わされます*2日本人の作るコンテンツは、国民性もあるとは思いますが、患者・医師双方ともに赤裸々な話にはなりにくい面があるように感じますし、その辺は当事者の方にとってはもどかしい点もあるんじゃないかなと想像しています。

とても興味深い内容でコンテンツとしても面白いと思って聞いています。先日たまたまオンライン英会話で話していたらジャマイカの先生に「私もそのPodcast聞いてるわー!」といわれ、意気投合してしまいました。

こういう事を出来るだけオープンにして、スティグマを解消していこうという気持ちが強いのはアメリカ人のいいところだなと思います。当事者にとっては心強いだろうし、助けになると思うのです。他の英語圏の人たちはもう少しシャイで抑圧が強いんじゃないかなぁ。

メッセージアプリの文化?

職場で異動があって、5年ぶりぐらいに職場のオフィシャルサイトに入ってくるお問い合わせ内容を見ております。そしてなんだか前に見ていた頃と様子が変わったなと感じています。

1ターンのやり取りで終わるのが不可能なレベルで問い合わせ主からの最初の情報が少ない場合が増えて来たのです。「○○の予約あいてますか?」一文だけとか。日程、時間、人数等、要望の詳細が不明なため、何度もやり取りをする事になり、受け手の作業としてはあまり効率がよくありません。Q&AやAIチャットも設置していますが、そこは無視して一発突破して来ます。日本人だけではなく、外国人も同様の傾向があります。恐らく隣に座っている人に話しかけたり、LineやMessengerなどの閉じられたメッセージアプリで知人や家族とやり取りしている感覚で問い合わせをしてきているのではないかと推察しています。これはこれで現代の文化なのでしょうね。そのうちこちらで質問を用意して、それに対して入力していただくタイプのメールフォームに改修が必要になりそうです。

自覚がない

好きな有名人界隈をずっとウォッチしていると、ファンコミュニティの中でネガティブなコメントを継続的にしている人たちがいます。明らかに有名人本人が落ち込んでいる時に何カ月にも渡って人格批判を繰り返したりしているような人たち。

ところが先日有名人本人がSNSにポジティブな投稿をしたところ、そういう人たちが「良かったね~アンチやネガコメする奴らなんて無視した方が良いよ!」みたいな事をコメントしていて、開いた口がふさがらないというか、多分この人たちには何の自覚もないんだなぁとシミジミしてしまいました。

モラハラ、セクハラ、パワハラや他者を攻撃している人たちは一様に自覚がないですし、自覚しているのにやめられない場合は多分第三者の助けを借りた方がいい。

自分も無自覚にどれだけそういう事をやってしまっているか分からないので、本当に気を付けたいと思います。

今年も英国へ

物価の高騰とヨロヨロの日本円で絶望的な出費にはなりますが、また英国に行ってまいります。世の中そこここで戦争中で怖いので、安全安心はお金で買うしかないと泣きながらフラッグシップの航空会社を選び価格に目玉が飛び出ております。オンライン英会話の東欧辺りの先生達と話していても「旅行代、コロナ前の倍だよねー」という話で盛り上がります。現地ではお粥をすすって生き延びる所存です。

*1:たまにライフハック系の欧米人気インフルエンサーYoutubeチャンネルを見ると、再生スピードいじったっけ?と思うぐらい早口の人がいて笑ってしまう。「タイパ」追及のあまりか、短時間に情報詰め込み過ぎ!

*2:多分日本の現状では公にはなかなか言えない事だと思います。医師のくせに無責任だなんだと炎上してしまいそう。

2024年2月17日のRambling

ナワリヌイ氏

ナワリヌイ氏が亡くなった。いつかこの日が来るのではと恐れてはいましたが、想像以上のショックで身体から力が抜けるような思い。自分としては、ガザの悲惨なニュースをあまり見すぎないようにしながらも横目で見続けているこのタイミングで...というのも衝撃を一層強化したかもしれません。

ナワリヌイ氏に関する私の知識はクーリエジャポンで取り上げられる記事の内容ぐらいのものでしたが、世界にはまだこんな人もいるんだ、という遥か遠くに見える小さな光のような存在だったので、何としても生き延びて欲しかった。正直、ロシアには戻らず、海外で活動して欲しかった。それでも命の危険は常にあったとは思いますが...。ご家族、特に奥様の悲嘆はいかばかりか。残念で悲しい。

クイーン+アダム・ランバート

先日、クイーン+アダム・ランバートを見て来たのでした。正直クイーンをちゃんと聞いた経験はないのですが、とても素晴らしいショーで、チケット価格以上の価値は間違いなく感じられました。

その後アダム・ランバートに興味が沸いて、Youtube動画やPodcastのインタビューなどを漁っております。英語の教材としてありがたい*1。ポーズか本心か分かりませんが、今まで自分の文化圏には無かったアダムさんの健全さというか屈託のなさが新鮮。

アダムさんは本当はロックミュージシャンになりたかったようですが、実際には一流のショービズの人に仕上がっており、フレディ時代からのクイーンのファンからも歓迎され愛されているのは、恐らくアダムさんがフレディ氏とはジャンル違いの人だからなのかもなぁと思ったりします。

それにしてもアダムさんにしても今回コンサートのオープニングアクトだったGLAYのメンバーも、非の打ち所がない「いい子」で、本当にそれで大丈夫?無理してない?等と心配になってしまうのは多分もう私が古い人間だからなんでしょうね。

オンライン英会話

コロナ陽性で中断したりしつつも、オンライン英会話は継続中です。新年で英会話を始めた人が多いせいか、最近フィリピン人女性で評価が高い講師は予約が取りにくくなっている気がします。全体的な講師の男女比率とか国籍分布は分かりませんが、フィリピン人女性が英会話の練習相手として最もハードルが低い(気がする)からそうなりますよねー、と勝手に想像。フレンドリーで明るくて優しくて...とにかく安心感があります。加えて若くてかわいい女性も多いので、そういう意味での人気もあるのかもしれません。

そういう訳で自分は最近は男性講師を選ぶことが多くなってきました。結果として男性講師の方がディスカッションで深掘りした話になりやすいような気はします*2。自分の語彙のなさや表現力の幅の狭さで言いたい事がちゃんと言えず、脳がギンギンに追い詰められている感じがあり...恐らくこれを続けるところに成長があるに違いない。そうであって欲しいです、切実に。

先日20代のセルビア人男性講師と話していて*3、世界情勢の話になったのですが、彼としてはアメリカ大統領選は共和党(=トランプ)に勝って欲しいんだそうです。曰く民主党みたいに世界のあちこちに首を突っ込んでもらうよりも、アメリカ人はアメリカに引っ込んでてくれてた方が世界は安定すると思う、との事。

セルビアは数十年前にアメリカ主導でNATO空爆されたばかりだし、地理的にも恒久的に難しい位置にあるので*4、そういう国の若者がそういう考え方をしているのも理解できると思いつつ、改めてやっぱりそうなのかとも思いました。それと彼は日本は遅かれ早かれ移民を受け入れる事になるだろうけど、どんな移民を受け入れるのかは本当によくよく考えた方が良いと思うよ、とも言ってましたね。移民問題はヨーロッパではもうコントロール不能に陥っているようです。

セレブの偽アカウント

SNSに横行するセレブの偽アカウントというのはお金を巻き上げたりするのが目的なのかと思っていたのですが、どうやらただの悪戯でやっている人もいるようですね。私の好きな有名人の偽物も方々に出没していて、折に触れ運営から注意喚起されたりしている昨今です。

しかしファンのひとりが偽アカウントにメッセージで口説かれたらしく、ドツボにハマってしまった模様。数回のやり取りののち、偽アカウントは消えてしまったらしいのですが、ファンは有名人本人と「愛し合ってる」と思い込んでしまっており、オフィシャル運営に突撃したりあちこちにコメントを書き込んだりして大暴れしております。ファンの脳内では「私と有名人の仲をマネージメント側が引き裂こうとしてる」というストーリーが出来つつあるようで、危険極まりない。むしろ多少のお金を巻きあげられた方があとくされが無かったかもなと思わなくもありません。

こういう話は私の好きな有名人界隈に他にもいくつかあるようで、有名人って大変なんだなと思うとともに、自分もいつとち狂うか分からないので気をつけたいと思います。私の好きな有名人は荒らしやアンチのせいで数年前からSNSに姿を見せなくなっているので、ガチ恋系寄りのファンには辛い状況です。直接本人の投稿を読んだり、すごく運が良いとリアクションもらえたりするチャンスが完全に失われてしまいました*5。だから問題のファンが一縷の望みにすがりたい気持ちも分からなくもありません。多分彼女も心のどこかでは偽物だって分かってると思うんですよね、本物じゃないって。どんなに駄々こねてもどうにもならないのですよ辛いけどね...。

*1:基本的に私はアメリカには興味が無く、リスニング素材がイギリス英語ばかりになってしまうため、アダムさんはよくぞアメリカ人でいてくださったと感謝しております。

*2:女性講師が相手の場合は世界中どんな相手でも「だよねー」「分かるー」と共感して、笑って、それはそれですごく楽しい。

*3:自分の息子と言ってもいいぐらい年下なのにあの落ち着き具合は一体何なのか

*4:他の国に出ていく友人も多いけど、この講師はセルビアから離れるつもりはない、と言ってました

*5:私も5年ぐらい前にコメント欄で本人からレスを貰ったのを思い出して今でもニヤニヤしてしまう。

ポッドキャスト:ウラジーミル・プーチンのバックグラウンドを追う


英語学習のため、英語のポッドキャストで興味が沸きそうな歴史ものやドキュメンタリーを常に探しています。先週末に聞いてエピソード1だけで心が折れそうになっているのがコレ。

open.spotify.com

一度聞いて、難しすぎたのでもう一度聞いて、キーワードの検索をかけて辛くなり、もう一度聞いて、それから次のエピソードに進む決心がなかなかつきません。これはウラジーミル・プーチンがどんなバックグラウンドを持った人物なのかを追う番組で、伝記好きな自分としては興味をそそられたのですが、スタートからいきなりきつい。

レニングラード包囲戦

プーチン氏の故郷、レニングラードサンクトペテルブルク)の話から始まります。プーチン氏自身は1952年生まれとの事で、第二次世界大戦が終わって7年後、戦後のベビーブームからは少しだけ遅れた世代でしょうか。プーチン氏のご両親は「レニングラード包囲戦」を生き抜いた人達です、ではレニングラード包囲戦というのがどのようなものだったか、というのがエピソード1の内容です。ドイツ軍の包囲によって872日に渡って燃料や食料の補給がほぼ途絶えた人口320万人の都市。

ソース元がアレですが、Podcastの中にこのターニャの日記というのが出てきます。家族が次々に亡くなり、最後はひとりになる11歳の少女の日記です*1

www.soka.ac.jp

街全体が極度の飢餓状態に陥り、食糧を食べつくし、植物を食べつくし、革製品など日常品も食べつくし、犬猫や動物も全て食べつくし、最終的には食肉にするために子供がさらわれたり、肉屋で人肉が売られる事態にもなっていたそうです。戦後レニングラードで生まれた子どもたちは、犬や猫を見たことがないので、どのような動物か知らなかったとの事。

レニングラードはドイツに降伏することなく終戦を迎えました。封鎖中のレニングラードで亡くなった市民は100万人を超え、97%は餓死だったとのこと。降伏せず街を守り切った事は市民の誇りであり、大いに賞賛された*2との事です。しかし第二次大戦におけるソ連の死者は1500万人とも3000万人とも言われています。国全体が大変な状況になっている中、封鎖が終わってやれやれ、とレニングラードの物資が急に豊かになるような状況でもなかったに違いない。当たり前のことですが、他の国と同様、心身に計り知れないほどのダメージを負った人がソ連にも沢山いたのです。

ほのかな後ろめたさ

そういう厳しい街に産まれたからプーチンがあんな人になったのだと言いたい訳ではありません。

私が10代の頃、まだロシアはソ連と言われていて、すごく寒そうな街角で人々が何時間も配給の列に並ぶ光景がしょっちゅうテレビで流れていました。時には「面白映像」として。大学時代、ロシアに造詣が深いと自称する教授のひとりは「あの人たち食料がないないと文句言ってるけど、1日にミルクが4リットル欲しいのに1リットルしかないって文句言ってるだけなのよ。あのおばさん達の体型見たら分かるでしょ!」と笑っていました。

そこには同情だけじゃなくて、嘲笑みたいな感覚が少しはあった。少なくとも私にはあった。私にはロシアは「寒く貧しく暗く、独裁国家で、物資が不足していて、話が全然通じなさそうな人たちが住んでいる、なんか怖い国*3*4」だったし、今も多分ちょっとその感覚がある。

ロシアがウクライナに侵攻した時に、どういう言葉だったか忘れたけど「ソ連崩壊後、ロシアは西側諸国の仲間になろうとそれなりに努力して来たのに、結局いつまでも村八分だった」みたいな事を言ってる人がいたんですよ。実際のところそれが本当かどうか分からない。でもなんかそれを聞いて、その要素は確かに自分の中にはあったなと思ってしまった。

特に落ちはありません。ただこのポッドキャストの先を聞くのは気が重いなと思うだけです。せめて夏の間に聞くべきだったな。そのうち気力がある時に続きを聞きたいと思います。

文脈なしでコンテンツを選ぶ難しさ

常に興味が沸きそうなポッドキャストを探していて、分からないながら人気のあるトークショーのようなものをいくつか聞いているのですが、レビューを見に行ってみるとインセルだのミソジニーだの陰謀論だのレイシストだのと批判されている事も多く、一体何を聞いたらいいのか分からなくて困ります。

好きなミュージシャンがゲストで出ているポッドキャストがあって、雰囲気怪しいな?と思いつつ他のエピソードも聞いていたら、アンドリュー・テイト*5が出て来てうーんってなったりね。海外の有名人を知らないので、これ系の人が出てきたら偏ってるかなとか、そういうのが分からないのです。さすがにアンドリュー・テイトの話はあんまり聞きたくないなと思いましたが。

世の中から批判されている人からも淡々と話を聞くというタイプのポッドキャスターもいます。そういう場合はレビューで「いい切り口だと思う」と絶賛されている事もあるし、「何の批判もなく話を聞いてるダメホスト」だと批判されている事もあります。しっかり中身が分かれば問題ないんでしょうけど、私の英語レベルだと全部を分かるわけじゃないので、なんか危うい。大量に聞くしかないのだとは思いますが、今のところ手掛かりがないので暗中模索になってしまう。

英語の勉強のために聞いているので、極端な事を言えば中身はなんでもいいんですけども、やはりあまりにも偏ってそうな内容は避けたい。大メディアの作るコンテンツは概ね旗色に想像がつけられるのでその点安心できますが、そこだけではなかなか世界が広がっていかないので難しいところです。

 

*1:ソ連版「アンネの日記」とも呼ばれるそうですが、内容はただ日時と亡くなった家族の名前だけです。

*2:というか、レニングラード市民がどういう状況であろうと、絶対降伏するなという指令が出ていたのであろうことは容易に想像がつきます。

*3:ゴルバチョフさんが出て来た時に初めて「ついにちょっとは話が通じそうな人がソ連のトップに!」って思ったぐらい。

*4:ちなみに私が子供の頃の韓国も同様の印象だった。今はイメージ変わっちゃいましたけどね。

*5:元ボクサー。男性主義者のインフルエンサーで、この間人身売買で逮捕された人

ファンコミュニティのジェネレーションギャップ

私の好きな有名人はキャリアが30年を超えているので、ファンの高齢化も進んでいて、しかも男性に偏っています。要はおじさんが多い。感覚として大半は40代~50代の男性です。現在ファンコミュニティのトップは70代女性。聡明でエネルギッシュな方ですが腰痛でたまに寝込んでるような状況です。

騒がしいファン

先日その中で面白いトラブルが発生しました。

ネットストーカーと言われても否定できないぐらいその有名人の周辺情報をウォッチしている私が彼らに気づいたのは確か今年の春の事。ファンコミュニティのコメント界隈で目に付く一団が発生したのです。具体的に悪さをするわけではありませんが、仲間同士で慣れ合っていてテンションが高く、アイコンには若い女性の写真が混ざっている様子。「うぇええええい」とか「いいぇええええい」みたいなコメントをお互い投げ合っています。

写真も名前も同じような感じだし、ひとりかふたりの人物が複数のアカウントを使って荒らしているんじゃないかという雰囲気は当初からありました。しかし特別悪さをするわけではないのです。そのうちTikTokやDiscordにもアカウントやサーバーを立ち上げて、あちこちでワーワーやり始めた様子。デリケートな話題に対しても割と無神経な発言をするし、目につきますが、ファンであることは間違いない様子。個人的には生暖かい目で眺めておりました。

面倒くさいファン

ところが1月半ほど前。ある40代の男性有力ファン*1が暴発したらしい。これはひとりで複数アカウントを使っている荒らしだと名指しで断罪し、コミュニティから追い出しにかかったのです。しかも何故か有名人ご本人にもご注進に及んだ様子。むしろご注進に及んでポイントを稼ぐため「荒らしの存在」を利用した可能性も考えられます。めんどくせえええええって感じですが、憧れの有名人の寵愛と信頼を得てファンコミュニティ内で優位な立場をゲットするために、いかなる手段も辞さないタイプの人は実在しているのです。

若いファン

ここに至ってファンコミュニティのトップから「ちょっと調べてみてくれない?」と自分のところに連絡がありました。それで半日ぐらいかけてネット上の情報を整理し、他のファンからの情報を総合した結果、どうやら中心人物は女子高生の姉妹!その2人を中心に10代のファンコミュニティ*2が形成されつつあることが判明しました。

姉妹で顔が似てるし名前も似てるので、複数のアカウントを使ってるように見えるんですよね。実際別のアカウントが幾つかある事も判明しています。仲間もほとんど高校生で、何となく写真も似たアングルで似たトーンでみんな顔がはっきりしない。おじさんおばさんにはぱっと見、見分けがつかない。なんで女子高生がファンに...?という気もしますが、とにかく悪気があるわけではなく、単に既存のファンとは文化が違い過ぎただけなのでした。

彼女たちはどうして自分たちが他のファンから距離を置かれたり、追い出されようとしていたり、非難されたりするのか理解が出来ていない様子。そりゃそうだ、ただ騒いでるだけで、別に悪いことしてないものね。

困惑する中高年ファン

10代から70代が一同に会するコミュニティというのは今時珍しいと思いますし、ネット上の言動も常識も世代によって違うので、誤解が生じる事もあり得るなと思い知らされた騒動でした。

ひと先ずコミュニティの運営の方では「なーんだ、高校生か」と納得して、有名人ご本人にもそういう報告をしたようです。しかし結局のところ高齢または高齢に足を突っ込みつつある大人が大半のコミュニティの中で、高校生をどう扱ったら良いのか運営側も困惑しているところがあります。正直言って絡みづらい。

でも若いファンがついてくれるなんて本当に嬉しい事*3なので、何とか歓迎の意を示したく、個人的には投稿やコメントに時々「いいね」をつけてみたりしている今日この頃です*4

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*1:元々トラブルメーカーらしい。運営側とは長年の冷戦状態にあります。

*2:といっても今のところ同じ学校の友達同士だと思いますが。

*3:この高校生たちの何人かは前回のイベント時に泊りがけで参加してくれてたようなので、大ファンなのでしょうね。

*4:しかし心の中では「お願いだから話しかけないでね」って思っています。配慮がないネイティブのDMのテキストはルール無用過ぎて英語中級者には難易度が高すぎる。君たち文法はどこに行ったんだ!

この野蛮なる世界


以前ここに記事を書いたBBCPodcast 'Vishal' の新エピソードがリリースされるという告知があったので、楽しみにしていたのです。

planariastraw.hatenablog.com

約40年前、ダイアナ妃の結婚パレードの日に8歳の少年Vishalがロンドンから姿を消しました。このPodcastはこの未解決事件についてのドキュメンタリー番組です。ペドフィリアによる誘拐、虐待、死体遺棄が強く疑われており、これ以上ないぐらい嫌な事件ですが、BBCのジャーナリストを中心とするチームの3年間に渡るリサーチのプロセスが興味深く、ドキュメンタリーとしてよくできた番組だと思います。実際評価も高いようで、Podcastのアワードにノミネートされたようです。

Episode9迄のドキュメンタリーを通して、事件に関する様々な新事実が明らかになりました。状況的に事件への関連性が高いと思われる人物も見つかり、その人物もPodcastに登場します。この番組への反響を受け、2023年5月に警察が再々捜査を行う事を公式に発表したため、個人的にその後を気にしていました。

以下ネタバレを含みます。

www.bbc.co.uk

失望しかない

結論からいうと、Podcastを聞きながらちょっと涙ぐんでしまったぐらい警察の対応が残念です。警察による再々捜査の発表は関係者を喜ばせましたが、その後その発表が世間向けのポーズに過ぎない事が明らかになり、結果として被害者の家族と関係者を更に失望させ、傷つけることになってしまっています。被害少年のお父さんは高齢かつご病気のため、時間があまりなさそうな事が示唆されています。前のエントリーにも書きましたが、横田めぐみさんのご両親を思い出してしまい辛い。

まだ打てる手はあるのだろうか

ジャーナリストって本当に凄い事が出来るんだなと、その手腕と熱意に感銘を受けるんですが、その一方で警察にはここまでやる力がないという現実もあるのだろうと思います。40年前ですからね。40年分どころでは無い膨大な量の未解決事件が警察の棚に溜まっていて、そのひとつひとつにジャーナリストがかけるような手間=資金がかけられない事は理解できます。目の前で次々に新しい事件も起こっている事でしょう。警察がこの事件を再捜査しようとしないのは、「過去の未解決事件」というパンドラの箱を開けてしまう事を恐れているからなのかもしれません。

とはいえ、ここまで新事実が出て来て容疑者もほぼ分かっているにも関わらず*1塩対応しかしないのは、あまりにも被害者家族に対して残酷過ぎる。全部やれとは言わないから、解決できそうなやつから手を付けましょうよ、と思わずにいられません。

番組のチームは視聴者へも情報提供をずっと呼び掛けていて、実際今回のエピソードでもまた新たな証言が出てきています。彼らは諦めずに取材を続けていますが、結局のところ警察が動かない事にはどうにもなりません。警察に再捜査を呼びかけ、視聴者に訴えていくしかもう打つ手がなく、そのために取材を続けて新証言や新証拠を探し続ける、という非常に先の見えない状況に陥っていると思います。辛い、本当に辛い。

What a brutal world

Podcastの中ではVishal君の事件解決に協力するため、自らも子供の頃に虐待されていたという被害者が何人もインタビューに応じています。皆さん本当に様々な思いを抱えていて、話している中で声を詰まらせたり、インタビュー中に泣いてしまったりする方もいます。日本で現在進行中の芸能事務所の事件とも重なります*2

ちょうどイスラエルハマスの衝突が報道されたタイミングでこのPodcastを聞いてしまったのも相まって、個人的にここ数日は非常に憂鬱です。ウクライナもあんな調子でもう一年半以上。

大多数の平穏な暮らしを維持するため様々な暴力装置を使った枠組みを作り、文明人ヅラして過ごしていますが、結局のところ人類は本質的に中世の「ヒャッハー」の頃から何も変わっていないのですよね。今は多分人類史上最高に安全に暮らせているのだろうし、それはもう多くの人々の努力と英知の結果だという事は分かっているつもりです。しかし結局のところかつては武器で人を殺してたのに対して今はお金を使って人を殺しているだけで、お金が無くてまだ武器で闘ってる時代遅れの人殺しが野蛮だと非難されてるのが現代文明なのかもしれません。

春になると雪が解けてあらゆる所から一気に緑が芽吹くじゃないですか。それを思い出すのです。植物の勢いはアスファルトとか寒さとか影とか薬とか様々なもので一時的に押さえつけられているのです。でもその裏では常に生えるぞ、伸びるぞと待ち構えていて、雪が解けて日が差せば待ってましたとばかりに生い茂る。人間の攻撃性みたいなものも一緒なのかもなと。X (Formerly known as Twitter) 辺りで無邪気に毒を巻き散らしている正義の人々はそういう意味でまさに雑草のようなものです。

自分にはせいぜいニュースを気にかけて、ため息をつくことぐらいしかできませんが、Vishal事件については今後も情報を追っていきたいと思います。

 

*1:何が一番やるせないって、容疑者と思しき人物が2022年12月に亡くなった事です...。

*2:自分が被害者であることを認めて人に打ち明けるのには非常に大きな壁があると思います。被害者の救済や補償にはとても時間がかかるなと改めて思いました。

「英子の森」を抜けたのか、それとも逃げたのか

インタプリタかなくぎ流さんの記事でとても興味を引かれたので、先日図書館で「英子の森」を読んで来ました。

qianchong.hatenablog.com

これはきっと語学教育関係者や、外国語をシリアスに学んでいる方には「見悶える」小説なのでしょうね。私も若い頃ならきっと見悶えただろうと思います。

英語ワナビー

私がかつて通っていたのは偏差値が高くない大学の「国際関係」の学部で、そこにはこの小説の主人公よりも能力が遥かに劣る上に、仕事に対する解像度の低い*1ワナビー」が沢山いましたし、私もその一人でした。

英語で受付をする語学力もなかった上に、大学卒業時はバブル崩壊直後で、私の住む地方都市では時給630円のフルタイムのアルバイトの応募倍率が50倍というありさま。そんな仕事でも当時はありつけるだけラッキーだったのです*2

翻訳家ってどうやったらなれるのかなとぼんやり情報収集していたこともあります。しかし柳瀬尚紀さん*3ほか、翻訳家として活躍されている方々の著書を読んで、翻訳家になるためには膨大な外国語の知識とスキルだけではなく、日本語の知識とセンス、言語そのものへの興味、その他世界の森羅万象に関する知識と好奇心が必要だと分かり、よほど人並み外れた情熱がない限りこれは無理だという結論に至りました。早いうちに否応なく現実に引き戻されたのは、恐らく良い事だったのでしょう。

その後は仕事や遊びに忙しく、使うあてのない外国語の勉強をする気も起こらず、何十年も語学の「ご」の字にも縁のない生活を送る事になります。

多分20代の私には英語はそれほど切実なものではなかったのでしょう。

何のために外国語を学ぶのか

遅ればせながらではありますが、今はこうして自分なりの必要に迫られて、自分なりのやり方で英語に取り組んでいます。イギリスをひとりで旅するためという実用的な理由はもちろんですが、何よりも「大好きなあの有名人と、万が一、億万一、何かの間違いでお茶を飲みに行くことになったら英語が出来ないと困る!」という妄想が、英語を学ぶモチベーションであり目的です。馬鹿馬鹿しいと思われるでしょうが、少なくともこのおかげで英語を何とかしようとする試みの継続には苦労していません。

それにしても私のやり方は日本で英語を学ぶ際の「正攻法」からは大分かけ離れてしまったのだなと時々感じます。英語を出来るだけ沢山聞き、先月からはオンライン英会話の回数を増やし、座学は一切していません。昨年好奇心で受けた自分のTOEICのスコアに照らし合わせて世の英語教材を見てみると、恥ずかしながら全くピンときません。単語が私には分からないのばかり。文法や語彙の勉強を真面目にやった上で私と同じようなTOEICのスコアになっている方々は、多分知識が当社比1.5倍以上です。時々自分のスコアは何かの間違いなのではないかと思う事さえあります。一体私はどうやって問題を解いたんでしょうね*4

志だけは高い

英語に関わる求人情報などをチラ見してみると、「英語日常会話レベル(=中級の意味?)」「英語ビジネスレベル(=上級の意味?)」という表現が使われているようです。一方で英語上級者からは「TOEICは簡単すぎる」「日常会話の方が難しい」という声も聞かれます。

やっと中級に片足突っ込んだレベルの私の想像ですが、多分難易度は「日常会話(初級)」<「英語試験レベル」<「ビジネスレベル」<「日常会話(上級)」なのではないでしょうか。一口に日常会話と言っても、旅行中に電車の切符を買うレベルから、継続的な人間関係の中での感情を伴うような濃い会話までレンジが幅広い。

ちなみにイギリス英語好きにはお馴染み、BBC Learning EnglishではBiginnerからAdvancedまでタグ付けされた過去のコンテンツを一覧で見ることが出来ます。iPhoneのアプリから見るとAdvancedのカテゴリーになっているプログラムは2つしかありません。「Small Talk」と「Bad Dates」だけ。デートでの会話がいかに難しいかって話ですよこれは。

www.bbc.co.uk

私の目指している「大好きな有名人とお茶を飲むレベル」は多分「日常会話(上級)」で、それはガンダーラ並みに遠い。生きているうちにたどり着けないかもしれないぐらい遠いと思います。そもそも英語のレベル以前に「有名人とお茶を飲む」イベント自体が宝くじに当たるより難しそうなのは言うまでもありません。しかし今更留学だの英語力アップでよい転職だのを望める年齢でもないわけで、急ぐ旅でもなし、ノンビリいきたいと思います。

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*1:英語を使った仕事にどんなものがあるのか、想像すらできていなかったと思います。

*2:当然語学なんて関係ありません。

*3:いきなり天上人みたいな人の考えに触れたのが良かったのか悪かったのか

*4:ぜんぜんわからない。俺たちは雰囲気で英語をやっている...。

英語のアクセントに対する偏見


英語学習者向けのPodcastは相変わらずチェックしているのですが、何年も同じものを聞いていると飽きてくるので、ネイティブ向けのPodcastで興味がありそうなものもコンスタントに探しています。難易度はかなり上がってしまいますが、時には背伸びも必要だし、良いコンテンツを見つけると集中力が増すので、英語学習にも良い影響があるのではないかと思っています。

先日から’Vishal’を繰り返し聞いていて非常に興味を引かれたので、他にも良質のドキュメンタリーが無いかと探していて見つけたのがコレ*1。これも「幼児性愛者」という、とても重いテーマです。

youtu.be

planariastraw.hatenablog.com

ペドフィリア・ハンター

番組に登場するおふたりは非常につらい経験をされています。前半はペドフィリア・ハンター*2をされていた方、後半はご自身も被害者で、被害者グループで活動をされている方のようです。被害者の方は元々は二度と思い出したくないと考えていたそうです。でも自分が話をする事で次世代の子どもたちの被害を少しでも減らしたいと思うようになり、経験を語ることにしたと。YouTubeで顔もオープンにしてお話されていて、自分が同じ立場だったらきっとこんなことは出来ないと思い、頭が下がります*3

最近こういう話が多くなってきたのはポリコレの功罪の「功」の方だと思います。きちんと追ってないので分かりませんが、発端はキリスト教会における長年の性的虐待話が明らかになった事だったのかもしれないなと*4。あれも多分日本の芸能事務所と一緒で、みんな知ってたのに見て見ぬふりをしてたのでしょうね...。被害者が勇気を出して声を上げたことで、やっと世間も重い腰を上げたわけで、本当はこうなる前にもっと社会の方が注目するべきだったと反省しなければなりません。多分気候変動などの環境問題も似たような事になって行くのかなと個人的に思ったりします。

マンキュニアン*5、カッコいい

そういう内容で非常に興味深いし心も動かされます。でもそれに加えて今回は登場するおふたりがマンチェスター・アクセントでお話しされていて、それを聞いているうちに以前Luke’s English Podcastのエピソードで聞いた「アクセント差別」の話を実感したのです。

私にとって一番なじみのある「マンチェスター・アクセント」ってリアム・ギャラガー(ex.オアシス)なんです*6。そして、リアムはとんでもなく面白い*7。あんまり賢くないけど歌はうまいフーリガンみたいなキャラを自分で演出しているようなところがあります*8

そういうイメージをマンチェスター・アクセントに持っている前提で、同じマンチェスター・アクセントの話者から児童虐待みたいなシリアスな話を聞いて、自分がちょっと「おお」って思ってしまった事に気づいてしまいました。知性とアクセントは関係ないと頭では分かっていたつもりなのに、です。実際全然分かってない。

アクセントという予断

「北部アクセントがある人はあまり教養がある人ではない」という偏見はイギリス人の中にも根強くあるらしく、実際リヴァプール・アクセントの人、特に女性でスカウス(リヴァプール・アクセント)の人は面接で落ちやすかったり、あまり知的ではないと思われやすいみたいな調査結果があるらしいです*9

私のようなへっぽこ英語学習者でもこんなトラップに陥ってしまうものなんだなと、反省というか驚きというか、そういうものが率直にありました。

英語教育界にはイギリス・ブランドというのがあるようで、特にRPアクセントのイギリスの英語の先生って大人気なんですよね。でも日常的にRPを使っている人はイギリスの全人口の3%ぐらいしかいないらしいので、そればかりを聞いて実際にイギリスに行くとリスニングで苦労する事になります*10

英語力

当たり前の事なんですけど、頭で分かっていても感覚が追い付いていかないというのは頻繁に発生する事です。自分の中の偏見が明らかになる感覚は、オンライン英会話で世界中の講師と話していてもしばしば経験します。失礼にならないように気を付けているつもりですが、英語の未熟さも含め、きっと色んなところで大目に見ていただいてるんだろうなあと。「英語力」というのはそういう事も含んでいるという事がだんだん分かって来た気がするので、今後も出来るだけ多くの文脈で、多くのコンテンツを英語で経験していきたいと思います。

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*1:私はPodcastで聞いたのですが、探してみるとYouTubeで動画もあったので後で見てみよう

*2:私の中途半端な理解によると、どうやらボランティアグループのような活動で、児童虐待を行っている疑いが高い容疑者を見つけて、証拠を固めて警察に突き出しているようです。

*3:犯罪被害者やそのご家族で、同じ経験を他の人にさせたくないので、といって行動される方がしばしばいらっしゃいますが、それは本当に凄い事だと思う。人間はこんなにも立派になれるものか、と。

*4:前述のVishalの事件を追っているBBCのジャーナリストColin Campbellさんも、元は教会の児童虐待の話を追っていた人で、その実績があったために、Vishalの事件も追う事になった経緯があります。

*5:マンチェスター民の愛称

*6:お兄さんのノエルの方はセレブとばかりつるんでるせいか、アクセントがソフィスティケートされちゃってる。

*7:なんか面白いけど何言ってるのかさっぱり分からない。

*8:もちろんリアムは実際にはとても賢いはず。私にとってティム・バージェス(ex.シャーラタンズ)とリアム・ギャラガーは2大Twitter上手いミュージシャン。

*9:この辺の記事でも触れられていますね。

*10:苦労します。苦労しています。