英語を浴びるだけ日記

英語で見たり聞いたりしたもの日記

2024年9月9日のRambling


イギリスの寄宿学校

なんのかのといいつつ、英語の学習ペースや内容を変える事がなかなか出来ずにあっという間にもう9月。しかし6月は20回、7月は19回、8月は23回のオンライン英会話をこなしたので、まずまず頑張っていると自分に言い聞かせております。

相変わらずLukes's English Podcastが更新されれば聞いているのですが、最近イギリスネタがだんだん少なくなって来ていて、正直興味が薄れがち。Luke先生はもう10年位パリに住んでいるのでイギリスの話が少なくなるのは致し方ない事ですね。それに加えて英語のコンテンツクリエイターとして爆発的に人気が出てしまって、オーディエンス側から英国英語というよりは「一般的な英語の先生」としてのコンテンツを期待されている雰囲気が感じられます。イギリス話は扱いづらくなっているんだろうなぁ。少し悲しい。

しかしEpisode.896は私の中では久々のヒットでした。Luke先生と元同僚の約2時間の雑談。イギリス人がいかに外国語を学ぶのが苦手か、他国人がいかに英語ネイティブの前で英語を話す事にプレッシャーを感じているか、それとイギリスのボーディングスクール(寄宿学校)がいかに酷いところか云々。

特に寄宿学校の話は興味深いものでした。Luke先生は普通の学校に通っていたそうですが、このEpisodeのゲスト、Martinさんはボーディングスクールの出身。その経験は大きなトラウマを残しているようで、知人から「子供をボーディングスクールに入れようと思う」と相談を受けた際にも「絶対にやめたほうがいい」と全力で止めたそうです。イギリス人の精神疾患の何割かはボーディングスクールが原因ではないかと思うと言っているぐらいなので、相当キツイ経験だったと思われます。逃げ場のない環境での上級生のしごきやイジメもさることながら、親から突き放された、家から追い出された、と感じてしまうのが特に子どもたちには大きな心の傷になってしまうのだとか。

shows.acast.com

 

English learning for curious minds

Luke's English Podcastにゲスト出演した方々から派生して、他にも色々なPodcastを聞いていますが、最近よく聞いているのがこの「English learning for curious minds」です。イギリスばかりではなく、世界中の新旧の興味深い事件や人に注目して20分~35分程度の平易な英語のEpisodeに仕立ててくれています。

好みもあるとは思いますが、私には永遠に聞いていられる内容です。大抵どれも面白いのですが、時々とびぬけて興味を惹かれるものがあれば、Youtubeで検索して、更に内容を深掘りしています。無料で聞いてるだけでも面白いのですが、有料会員になるとTranscriptなどのサービスがあるようです。個人的に興味を惹かれたエピソードはこの辺↓

 

北アイルランド出身、マンチェスターユナイテッドで活躍したプレミアリーグのスーパースター、ジョージ・ベストの物語。サッカーにはさほど興味が無いのですが、これはとても面白かった。Youtubeでもドキュメンタリーに見入ってしまいました。

www.leonardoenglish.com

◆Harrodsといえばロンドンの高級百貨店ですが、以前はペットショップが入っていて、ライオンの仔が売られていた事があったんだそうです。なんと無茶苦茶な。そのライオンを購入した飼い主とライオンの物語。これもYoutubeにドキュメンタリーがあって実際にライオンの姿も見られて楽しい。

www.leonardoenglish.com

◆ベビーシッターの殺害と妻への殺害未遂容疑をかけられ、行方不明になったあるイギリス貴族の話。これはEnglish learning for curious mindsのAlastairさんがLuke's English Podcastにゲスト出演した時に話したトピックスでもあるのですが、Alastairさんは原稿を読むのは上手ですが、原稿なしだと非常に話が聞きづらいので、オリジナルのPoscastの方を聞くのがオススメ。これはそのうち映画化されそうな話ですね。プロギャンブラー・イケメン・女ったらし・大金持ちの本物の英国貴族の失踪事件。

www.leonardoenglish.com

ノルウェースウェーデンデンマークヴァイキングはどう違う?

これはたまたまYoutubeで流れて来た動画で、面白かったやつ。昔「われら北欧人」という、北欧5か国の違いをユーモアを交えて紹介する本があったのを思い出しました。長年ご近所でいる歴史から、自虐や皮肉も交えながら、そのエリア内でしか通用しない内輪のクリシェのようなものが、恐らくどこの世界中どこにでもありますよね。

この動画は「北欧の荒くれ者」とひとからげにされがちなヴァイキング時代の3か国それぞれの国の特徴を説明してくれていて、コメント欄を見る限りなかなか的を射た内容になっているようです。デンマークが勇気ある長男、スウェーデンは賢く落ち着きのある次男、ノルウェーは荒くれ者の三男、という位置づけがされています。ただ、スウェーデンヴァイキング時代の資料は17世紀の文書館の消失でほとんど失われてしまったのだそうで、実際にはほとんど分からないのだとか。

スウェーデンについて勉強していたにも関わらず、北欧神話もバイキングの歴史もあまり知らないので、改めて本でも読もうかな、と思わされた動画でした。

youtu.be

 

最近アマプラをやめて英語字幕が充実していると聞いていたNetflixに加入して見たのですが、画面の前で英語字幕に集中する、という事は私には今のところ難しいようです。それならYoutubeで字幕なしで英語でドキュメンタリー見る方がずっと楽しい。Netflix要らないのでは?という気もしていますが、とりあえずピーキーブラインダーズを見てから考える!

今後も引き続き英語で面白いコンテンツを探しながら、大量リスニングを続けたいと思います。

自分のオンライン英会話のレッスンを文字起こししてみた

レッスンの復習が嫌すぎる問題

タイトルの通りなんですが、オンライン英会話のレッスンを文字起こししてみました。私が思いついたというよりは、確か少し前にネットで見かけたんだったと思います。私が使っているオンライン英会話は1週間分ぐらいのレッスンを自動的に保存してくれています。その音声ファイルをダウンロードして、文字起こしサービスにアップロードして文字化するだけなので、パソコンとインターネットがあればお金もかかりません。

何故こんなことを始めたかというと、オンライン英会話では復習が必須だと言われているからです。オンライン英会話は基本的には実践の場なんですが、それに加えて自分が上手く使えていない文章や単語を見つける場でもあるわけです。レッスン後に復習して、言いたかったけど出てこなかった単語や言い回しを調べて練習して次に臨む、というルーティーンで使える英語を少しずつ拡大した方が良いに決まってる。理屈では全くその通り。

しかし実際の所、私はレッスン後に25分も自分の英会話の録音、聞く気にはなれません。あまりにも嫌すぎる。やった方が良いのはよく分かってるけどやる気になれないなーというダラダラした感じでこの1年半を過ごしてきました。聞き直すのが嫌ならレッスン中にメモを取っておいて~等と器用な事をおっしゃる方もいますが、私にはできません。マンツーマンで英語で会話しながらメモ...?!難しすぎるのでは?

それで、文字起こしです。これなら自分の声を聞かなくていい!文字起こしも恥ずかしいですが、音で聞くよりずーっとマシです。これは画期的。

文字起こししてみた結果

そして昨夜の25分のレッスンを初めて文字起こしして、ランチ食べながら読んでみた結果、こんなことが分かりました。

・昨日のレッスンでは先生と自分の発言を合わせた単語数は約3,800程度。

・昨今の技術は素晴らしく、全ての会話が奇麗に拾われています。

・自分の発音が悪くて間違った単語になっているのが2~3か所ぐらい。(TravelがTroubleになってたり)

・Yeahって言いすぎ。

・文字起こししてみると、先生の英語も意外と私のと変わらないぐらい言い直したり文章前後行ったり来たりしている。但しボキャブラリーとか表現力は先生が圧倒的に遥か上。当たり前ですが。

・中学生レベルではあるけれど、自分で思ってたより話してる時の文法ひどくない。

・Yeahって言いすぎ。

・先生の褒め言葉をニヤニヤしながら何回でも読みかえすことが出来る*1

・25分本当にあっという間すぎ。

・Yeahって言いすぎ。3,800語のうち1/3はYeahって言ってそう。

という訳で、これはかなり使えるのではないでしょうか。

自動化

オンライン英会話の先生達は「間違いを恐れず自信を持って自分の意見をはっきり話せて素晴らしい!そのまま続けてください!」と、言葉を尽くして毎回私の英語を褒めちぎってくれるので、そのおかげで未だに辞めずに済んでいるのですが、自分を客観的に見るという意味ではこのままでは難しいところがあると感じています。というか、正直、間違いを恐れず、ずっと間違ったままでここまで来ていると思う。いつから自分がこんなラテン系なノリになったのか不明ですが、もうちょっとカッコよく話したい、という気持ちもないわけではない。

多分この「文字起こし」のひととおりの作業をある程度自動化して、毎回Kindleに転送してランチタイムに見直すだけでも、今までよりは少し前進できるかも。会話の中で自分がもどかしく感じていたところが可視化されるし、その部分を強化して行けばもう少しましな英語が話せるようになるのではないかと少し希望が見えました。気のせいかもしれませんが。

オンライン英会話でここ1月ぐらいフリートークを続けていて、この後自分の英語をどうして行ったらいいのか、色んな先生と話をしながら暗中模索を続けていますが、この文字起こしと復習が少しだけ前進する手掛かりになるかもしれない、なって欲しいなーと思います。

 

planariastraw.hatenablog.com

 

planariastraw.hatenablog.com

*1:モチベーション上げるためにはありったけの誉め言葉が必要なんです!切実に!

英語不覚悟

英会話が継続できない

オンライン英会話の継続のため、習慣化を目的としたアプリを使っています。同じ目標を持った人たち同士でグループを作り、お互い励まし合いながら習慣化していきましょう、というアレです。

しかしこれが本当に続かない。皆さん最初の1~2週間は「習慣化を頑張ります!」と言って週に2、3回レッスンを受けていますが、1か月経つ頃には週イチ~10日に一回になり、2~3ヶ月後にはフェイドアウトしていきます。もしくは1~2カ月集中してレッスンを受けたところで「自分には向いていない(効果が感じられない/レッスンが辛すぎる)ので、別の勉強法に変える」「会社の補助期間が終わるのでやめる」という宣言と共にいなくなります。私はこのアプリを1年数カ月使っていますが、大体三ヶ月で私以外の全員が入れ替わっています。私のグループは14日間活動がゼロだと自動的に離脱処理がされて、新メンバーの募集が始まる設定になっています。みんな続けられない事に罪悪感を持ってるっぽくて、それを繰り返すと、益々英語嫌になるんじゃないかなと思ったりします。

先日下記の記事を見つけたのですが、これは自分の実感とも一致していると感じました。振り返ると、自分自身はオンライン英会話で過剰な緊張や忌避感が無くなるのに半年位かかった気がするので、止めたくなる気持ちは分かりすぎる。もうちょっとだけ頑張れば楽しめるようになれたかもしれないのに、とても惜しいですが、いや、でも辛いよね...。

shareway.jp

メンタルブロック

他の方も散々同じ事を言っているし、最近レッスン中に各国の先生方とも同様の話をするのですが、これはひとつにはやはり日本の教育の特色が関係しているのだろうと思います。

昔の日本の義務教育は教科書を読んで授業を聞けばすべてが理解できる前提ですから*1、間違える=悪だし、恥ずかしい事で、間違えれば先生に怒られたりクラスメイトに笑われるのが当たり前とする価値観が基本になっていたと思います。真面目に授業を聞いているのであれば出来ないはずがない。それが出来ないのは不真面目で怠惰だから、と思い込む傾向がある*2*3

これはある種の教科やジャンルではうまく行っていたのだと思いますが、「外国語を話す練習」には適していません。私の現状の理解では、結局のところ外国語を「話す」ためには、自分の感情や思考と、発声の接続回線を少しずつ太くしていくしかないのです。一気に太くなったりはしません。進捗はほとんど目に見えないレベルです。「さざれ石の巌となりて苔のむすまで」ぐらい全然上手くなった気がしない。だから間違いなんて気にしている暇はない、は言い過ぎかもしれませんが、一番気にしなければならないのは、相手に自分の意図が伝わっているかどうかだと思います。間違いを恐れて言葉を失っていては、明らかに間違ったメッセージを発する事になってしまいます*4

しかし頭ではそれを理解していても、この呪いのようなトラウマのようなメンタルブロックを打ち破るのは難しい。間違いを恐れるな!と急に言われてはいそうですねと出来るなら誰も苦労はしません。

先日話した東欧の先生は「日本人は間違えるとみんな謝るよね。間違えて、直して、そのために僕らがいるんだし、そのためのレッスンなのにね。」と笑っていました。いわれてみると、英会話のレッスンで間違いを指摘されて謝るのってどういう心理状態なんだろう?一体誰に謝ってるんだ自分...?

しかも大半の日本人は実際のところ、外国語を使う機会なんてほとんどありません。英会話が出来なくたって日常に支障はありません。苦労してまでメンタルブロックを打ち破る理由がない。こんなものが続くわけがないよなあと思います。

そんなにやってられる?

更に言うと、私たちは外国語の習得をかなり軽く見積もっているのではないかと思います。正直、英語を真剣に始める前の私は深く考えていませんでした。こんなに時間と労力がかかるとは!

note.com

dokugakuenglish.com

諸説ありますが、日本人が学校を卒業してから、英語で意思の疎通が出来る最低ラインに到達するまで、最低でも概ね2,000時間はかかりそうです*5

もし25分のオンライン英会話だけを週に1回続けていくと、2,000時間積むのに約13年92年以上*6かかります。みんな大好きDuolingoを毎日5分やったり、英会話をたまに週2回に増やしたぐらいでは、先が全然見えなくて辛すぎる。盆暮れ正月飲み会冠婚葬祭旅行出張、何があろうと毎日1時間を英語に費やしても1年で365時間。2,000時間に到達するには5.5年かかります。とにかく無茶苦茶覚悟が要ります。しかもそれでやっとスタートラインに立てるぐらい。私も含めてみんな士道英語不覚悟なんですよ。

もちろん英語を話せるようになりたい人でオンライン英会話だけをやっている人はあまりいないと思います。何をもって2,000時間か?というのは大きなテーマではあります。コミュニケーションの構成要素という研究があるらしくて、私はそれをぼんやり参考にしています*7。まずはリスニングですよねーやっぱり。

私たちは 1 日の約 9 パーセントを書くことに、16 パーセントを読むのに、30 パーセントを話すのに費やし、なんと 45 パーセントをリスニングに費やします。聞くことは実際に最も一般的に使用されるコミュニケーション スキルですが、最も軽視されたり忘れられたりするスキルでもあります。

communispond.com

SNSでは朝5時に起きて毎日オンライン英会話のレッスンを受け、通勤時間も英語漬け、帰宅しても英語のブラッシュアップに余念がなく〜みたいなTOEIC高得点インフルエンサーを見かけますが、あの方たちは非常にレアな、スーパースターに近い存在だと思っています。おお皆さん、どうしてそんなにちゃんとしているのか。私のような人間には5回生まれ変わっても無理。しかしだらしない人間はだらしない人間なりに、ある種の諦めをもってノンビリ英語に触れ続けていくしかありません。

英語は世界的に見てもとても大きな産業で、少なくない日本人が時間とお金をつぎ込んでいると思いますが、実際のところ、仕事で英語を使う事もなく数年に1回海外旅行に行くかどうかの日本人が、多大な努力をして習得する程、価値があるものなのか謎です。少なくとも平日の自由時間はなくなります。しかも永遠に終わりはきません。本当に英語が好きで、趣味に出来たら幸せだろうなぁ。

私自身はイギリス通いを続ける間は続けざるを得ませんが、具体的な理由もなく何となくで英語の勉強を始めるのは、誤解を恐れずに言うなら時間とお金の無駄かもしれないな...と思う今日この頃です。

planariastraw.hatenablog.com

 

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*1:今時の学校は昔よりは良くなってそうなイメージですが、身近に子供がいないのでさっぱりわからない

*2:前に南米の先生にこの話をしたら「あなたの話を聞いて今までレッスンして来た日本人生徒の謎が解けたわ!」といたく感心されてしまいました。

*3:社会においてもこの価値観を引きずっている人はいますよね。大抵の会議もその場で何かが決定する事がほとんどないのと似ているかもしれません。大体事前に決まってる。

*4:無言というのもひとつのメッセージですよね

*5:一般に日本人は義務教育で約700〜1,000時間の授業を受けていてーと言われていますが、私はこれも眉唾だと思っています。私の学生時代は学校の先生達は全員日本語を話していたし、そもそもみんな100%授業聞いてた?私は全然聞いてませんでした!

*6:計算しなおしてみたら25分*52週=1300分、2000時間は120,000分なので全然違った。死んじゃうじゃん!

*7:何度か別々の所で同じ説明を聞いたことがあるので、定説なのかな?と思っています。

オンライン英会話100時間達成


6,000分

オンライン英会話を始める際に最初の目標にしていた6,000分(100時間)を昨夜ついに達成しました。苦節1年半。240回のレッスンを終えたことになります。下記はレッスン履歴。

2023年2月 6回
2023年3月 6回
2023年4月 4回
2023年5月 8回
2023年6月 20回
2023年7月 24回
2023年8月 16回
2023年9月 16回
2023年10月 19回
2023年11月 17回
2023年12月 18回
2024年1月 18回
2024年2月 11回
2024年3月 20回
2024年4月 10回
2024年5月 11回
2024年6月 15回 (*2024年6月21日現在)

 

履歴を見ると、最初の4カ月は苦痛過ぎて月に受けたレッスンが8回以下でした。

外国人怖い。英語怖い。聞き取れないのが心配だし言葉が出てこなくて怖いし、平日仕事から帰って予習してレッスン受ける時間取れない...。

planariastraw.hatenablog.com

 

6月に一念発起して急に20回、その後は月によって10~20回位のペースでやっている状況です。

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ここで一念発起できたのは、「「英語が出来る」ってどういう事?」の記事で取り上げたポッドキャストのエピソードの影響が大きかったと思います。Luke's English PodcastのLuke先生はやはり私の英語の恩人です。

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自信を持って言えるのは、大量にリスニングさえやっておけばオンライン英会話の苦痛は半分以上クリアできるという事です。先生が何を言ってるか分からないとひたすら苦しいだけ。Luke先生のおかげで私はそこはある程度クリアしたところからスタート出来ました。足を向けては寝られません。

現在の英語力

・曲がりなりにも100時間こなして、英語に対峙する度胸はついたし、謎の「外国人怖い」感じは大分なくなりました。お互い同じ人間だという事が実感として理解できて来たというか。

・予習が出来ないとか、時間にゆとりがない時には諦めてキャンセルするのではなく、出来るだけフリートークを入れていきたいと思います。多分キャンセルよりはフリートークの方が幾分マシのはず。

・英語が上手くなったかと言われると、うーん...。軽い雑談は出来ても、少し深い議論や自分の考えを説明したい時には語彙も表現力も全く足りません。新しい表現と語彙を仕入れて正しい文法で活用する練習をしなければ、永遠に低レベルの英語話者止まりだろうなという感じ。

・時間と気力のやりくりについては相変わらず課題が大きいです。当初レッスンは0時から行っていたのですが、睡眠時間が削られる一方なので、ここ2カ月程は23時半にシフトしています。

しかし平日仕事が終わって帰宅して、一息入れてジムに風呂に入りに行って、買物して帰って夕食を大急ぎで食べたら*1レッスン開始15分前。レッスンが終わってちょっと片づけをして寝る支度をして、ちょっとネットを見たり、ファン活動をしていたら結局午前2時半か3時。レッスンの復習するべきなのは理解していますし、せめてレッスンノートやメモの整理ぐらいはするべきだというのは重々分かっていながら出来ていない。

隙間時間はありますが、その隙間時間がないと精神的にパンクしそう。平日に新しい語彙や表現を仕入れたりする隙間は多分ないので、週末に行うしかありませんが、現状週末はもう何もする気になれないままでおります。全体のルーチンを修正する必要を強く感じています。多少のエクササイズのための時間としっかりした睡眠時間を確保しないとまずい。

・体調不良も出てきやすい年齢なので、情報デトックスをするべきだと思い、手始めにアマゾンプライムYouTubeプレミアムを今月解約しました。ただでさえ少ない思考能力とやる気のリソースを出来るだけやりたい事に集中させたいと思います。

オンライン英会話の進捗は100時間毎

オンライン英会話の継続の効果を感じる目安は100時間毎、というのをネットの記事などでよく見かけます。根拠は分かりませんが、最初の100時間をやっとの思いで終えた私の感触だと、割と納得できる数字だと感じます。延べ240回のレッスンというのはそれなりに英語に取り組む覚悟と根性を必要とする数字です。

次の「100時間」をより質の良いものにするためには、個人的には時間をコントロールして、「英語の知識」を仕入れる時間を作る事が必須だと感じています。加えて、十分な睡眠と健康がないと安定した勉強はできません。とにかく英語習得への道は長い(そればっかり)。

*1:ゆっくりしか食事が出来ない質なので、今週急ぎ目の夕食が2,3日続いたらあっという間に胃が不調になり、久しぶりに食べ物を受け付けなくなってしまいました。

2024年春・英国旅行

日本語コンテンツが少ない

世界のあちらこちらで戦争が起きていて心配なため、今回のイギリス行きにはブリティッシュ・エアウェイズをチョイスしました。料金は高いですが安心のためにはやむを得ない。JALの共同運航便です。

前にも一度使ったことがありますが、BAはいいですね。去年のアジア系エアラインは見るからにシャキッとした有能そうな女性CAさんが猛スピードでサービスしてくれて、英語も超早口で無表情。やや緊張感がありました。その点BAは食事の味はいまひとつですが、CAさんが男女混合、テキパキしていながらもゆとりと遊びがあって、隙あらば何かしらジョークを言おうとします。ニコニコして人当たりがいいところが好きです。

しかしイギリス行きの飛行機に乗るたびに感じている事ですが、機内エンターテイメント自体はますます充実していく一方で、日本語対応のコンテンツはどんどん減っている気がします。今回のフライトでは、JALの共同運航便にも関わらず全コンテンツの15%位しか日本語に対応していなかったように思います。そのうち1/3は子供向けで1/3は吹き替え版なので、自分としては見るものがあんまりないなーという感覚。

私のレベルでは英語で映画を楽しむのは難しいので、ドキュメンタリーやテレビ番組のようなものを選んで見ていました。その手のものなら私でも半分ぐらいは理解して、曖昧ながらもストーリーを追う事が出来ます。今後はタブレットスマホに映画をダウンロードして持って行くか、大人しく読書をするのが正解かもしれません。商用の方や海外在住の方は恐らく映画を理解できる英語のレベルでしょうし、海外に観光旅行をする日本人が減ってしまったという事なんだろうと思います。いつか私も英語で映画を楽しめるようになりたいものです。

イギリス、高い。

日本円が下がっているという話題の最中に渡英したのです。£1=180円、190円...という情報を横目で見ながら向こうに着いて、観光地をブラブラしていたら、手数料無料をうたう両替所*1でJPY10,000=£49.50という看板を見かけて思わず写真を撮ってしまいました。£1=200円越え!

チェーンカフェのコーヒーが£3.5=700円程度。なるべく外食は控え、キッチン付きのアパートで自炊に励んでおりました。幸い今回選んだアパートが広くて居心地のいい部屋(高いけど)だったので、のんびり過ごすことが出来ました*2。人的サービスに関わるものは何でも高い一方、スーパーで買う野菜やお肉、牛乳などのは消費税の対象外なので、ものによっては日本より安いかもしれません。イギリスのじゃがいもは安くておいしいのでおススメです。

前から行ってみたいと思っていたBorough Marketでは、やっと行くことが出来たという気持ちもあって、思い切って名物のパエリヤを食べて来ました。£10。市場の立ち食い・紙皿メシで2,000円はなかなかの価格ですが、市場のオシャレな雰囲気も含めて美味しかったので満足満足。

幸福なファン

もちろん今回もツアーの追っかけをしに行ったわけですが、元々SNSで繋がっていた現地ファン何人かに声をかけていただいたり、セッティング時にステージ上のメンバーから「お、来てるね」という感じで毎日サムズアップをもらい、「最終日だから今日は挨拶しよう!」と別のメンバーから直々にメッセージをもらい、関係者の方からも「今日は絶対楽屋に行ってもらわないと」と親切に言っていただき、メンバーみんなに挨拶して一緒に写真を撮ってもらい、ファンとしてこの上なく幸福な旅になりました。

ファンへの最新情報アピールや新規ファンの獲得を目指して、普段から勝手に広報活動をしておりますが、ご本人はじめバンドメンバーもそれに気づいてくれているようです*3

最近気づいたことですが、スタジアム級の超大物は別として、多くのミュージシャンは自営業的な地道な活動をしています。ツアー中は華やかですが、恐らく一年のうち大半はプレッシャーと不安に耐えながらコツコツと創作をしているので、恐らく私のような「毎日何かしらガヤガヤやってるファン」の存在は、彼らにとって少しは精神安定剤になっているのかもしれないと思います。もしそうならファン冥利につきるし、こちらも俄然やる気を出さざるを得ません*4

憂鬱な街

今回の旅ではイギリスの中でもいわゆる「Midlands」辺りの小さめの街ばかり回って来たのですが、特に最初に訪れた街が陰鬱な印象で、出鼻から歩き回る気が無くなってしまいました。この季節としてはかなり寒かった*5のも良くなかったのかもしれません。

道路はガタガタ、どこを見ても新しい建物は一件もなく、街のメイン通りに見るからに手入れの行き届いていない店が並び、落書きも多く、街を歩く人々も、言い方は難しいですが、あまり身なりが良くないし元気がない。

日本に帰って来てから関係者のひとりにお礼のメールをしたのですが「今回は大戦中に破壊されて、しかもここ数十年で産業がみんなダメになってしまったような貧しい街ばかりだったのでつまらなかったでしょう?遠くから来てくれてるのに申し訳なかったねー」と言われてしまいました。

私個人はライブが見られれば文句はないのですが、この行き場のない地方の町の憂鬱な空気感こそが「ワーキングクラスの若者がこの街を出るためにはロッカーになるかサッカー選手になるかしか方法がない」と言われた、UKロックの源泉なのかもしれないと感じました。

英語ではなく度胸の進歩

肝心の英語について。昨年の渡英から約1年、平均して大体週に3回位のペースでオンライン英会話を続けています。その成果は英語力の向上というより、恥知らずな度胸と面の皮というか、もはや無茶苦茶な文法の英語でも臆する事があまりなくなり*6、とにかく言いたい事を口から出せるようになってきたところでしょうか。

滞在時に向こうで出会う野良ネイティブ(外国人と話す事に慣れていない、素のネイティブ)との会話はまだまだ難しさがありますが*7、それでも世間話にも応じられるようになってきましたし、緊張もしなくなってきました。スーパーの店員さん、空港の窓口の人、ドラッグストアの店員さんなどなど。

英語系のYouTuber(日本人)の方が以前「オンライン英会話中、どう言ったらいいのか分からないからといって、本当に言いたい事から逃げ続けていたらいつまでも会話が出来るようにならない」と言っていて、本当にその通りだと最近実感しています。

元気?と聞かれた時に何も考えずに「元気!」と答えてしまうとかね。私自身とても身に覚えのある現象です。最近は「いやー今週は週明けから仕事でバタバタしていてまだ火曜日なのにもう疲れて来ちゃったから週末が待ち遠しいよ!そもそも会社って水曜日は休みにするべきだと思わない?あなたは元気?今日は私のレッスンが最後なの?」等々、どうでもいい事ではありますが、出来るだけ逃げずにその時の気持ちや状況を言葉にするように心がけています。

そもそも好きなミュージシャンの楽屋に連れていかれて普通に過ごせるのはかなりの進歩。去年までは英語が心配過ぎて「えーっといや、嬉しいんですが、あの、でも....英語...」ってなってましたからね。あとは英語力をアップするだけです!(そこが一番大事)

*1:今や現金を使っている人は少ないので、若干ノスタルジアを感じる施設になりつつありますね、両替所

*2:しかしあんなに広いのにバスタブはない。シャワーだけなのは日本人には悲しい。飛行機のエンタメで日本語が減ってる流れですから、世界的に見るとバスタブ付きの宿もこれから減って行くのかも...。

*3:ツアー日程が延期になった際など、メンバーのひとりから「日程変わりそうだからまだ何も予約入れないでおいて!」とメッセージが来たことがあります。イギリス行くなんてまだ一言も言ってないのに...いや、行くんですけど

*4:ホストにはまる人の心境とさほど変わりはない気もする。こうやって人は身を滅ぼしていくのかもなぁ...。

*5:現地人曰く、まれに見る寒さだったようです。

*6:しかし先日レッスンを受けたセルビア人の先生から「今回のレッスン中に文法の間違いは特になかったよ」と言われて大変嬉しかったです。文法の間違いがないわけがないのですが、少なくとも非ネイティブとはさほど大きな違和感なく会話が出来ているのかもしれません。

*7:語彙のベースが弱いし、句動詞、アクセント、スピードのバラエティにも対応しきれず、リスニングが厳しい

2024年4月19日のRambling

無理な事は出来ない

やや進次郎構文気味。ここ最近自分なりに英語のボキャブラリーを増やそうと思い、I know!を使ってみたり、金フレをめくってみたりしておりますが、「全く」覚えられません。正直言って未だにTOEIC600点レベルの語彙も怪しい。

そこでこの動画をたまたま見たのです。

youtu.be

つまり、試験を受けるわけでもないのに試験用の単語帳をやっても頭に入るわけがないのですよね。しかも自分で使わない単語ならなおさら。

この動画では単語帳やアプリを使って単語を覚えるのではなく「今持っているパッシブ・ボキャブラリーをアクティブ・ボキャブラリーに高めていく方に注力しよう」というレクチャーがされています。これは納得度が高い。見たり聞いたりしたら分かるのに、自分が話したり書いたりする時には出てこない単語を、自信を持って使えるようにする方がスピーキングの力を上げるには効率が良い、という訳です。新しい単語を覚えるならオンライン英会話で言いたいけど言えなかった単語をメモっておいて覚えるのも良いですね。今後はこのようにして単語を積み上げる方法を考えていこうと思います。

最近聞いているPodcast

先日友人から「実はこういうメンタルの病気と症状を持っている」と打ち明けられました。英語話者な事もあり、その病気に関係する英語の語彙の勉強がてらというのもあって、最近はその病気に関する英語のPodcastYoutube動画で情報を収集しています。

今メインで聞いているのは、患者当事者であり著書やPodcast等メディアを通じて病気の理解を広げようとしている活動家の方と、アメリカの専門医の対話形式の英語のPodcastです。これがとてもいい内容なのです。患者の視点からも医師の経験からも、色々な話をじっくり聞くことが出来ます。1つのエピソードが40分ぐらいなのもとても良い。世の中忙しいせいか、動画やPodcastのコンテンツは往々にして10分程度のものが多いのですが、ある程度ボリューム感があった方が私は安心して聞くことが出来ます*1

特に話しづらいネガティブなトピックについてタブーを設けず話しているのが良いと思いました。不衛生な生活とか、経済的な破綻、失業、自死、友人を失う、離婚、違法ドラッグ等々。

例えばこの病気には継続的な投薬が必要なのですが、性機能に影響を与える場合があるのだそうです。切実な問題であると思うのですが、特に10代などの若い患者にとっては医師に相談し辛いトピックスでもあります。結果として医師に相談せず勝手に薬をやめてしまうケースがあるのだそうで、当然あまり良い結果とはなりません。

メインキャスター「でもそんなの耐えられないよ!もしどうしても性生活を取り戻したいから薬をやめたいと患者に相談されたら医師としてどうこたえる?」医師「オーケー、じゃあ一旦やめてみましょう、って言うね。あとで苦しむのは本人だし。私に出来るのはサポートだけ。」こんな会話が交わされます*2日本人の作るコンテンツは、国民性もあるとは思いますが、患者・医師双方ともに赤裸々な話にはなりにくい面があるように感じますし、その辺は当事者の方にとってはもどかしい点もあるんじゃないかなと想像しています。

とても興味深い内容でコンテンツとしても面白いと思って聞いています。先日たまたまオンライン英会話で話していたらジャマイカの先生に「私もそのPodcast聞いてるわー!」といわれ、意気投合してしまいました。

こういう事を出来るだけオープンにして、スティグマを解消していこうという気持ちが強いのはアメリカ人のいいところだなと思います。当事者にとっては心強いだろうし、助けになると思うのです。他の英語圏の人たちはもう少しシャイで抑圧が強いんじゃないかなぁ。

メッセージアプリの文化?

職場で異動があって、5年ぶりぐらいに職場のオフィシャルサイトに入ってくるお問い合わせ内容を見ております。そしてなんだか前に見ていた頃と様子が変わったなと感じています。

1ターンのやり取りで終わるのが不可能なレベルで問い合わせ主からの最初の情報が少ない場合が増えて来たのです。「○○の予約あいてますか?」一文だけとか。日程、時間、人数等、要望の詳細が不明なため、何度もやり取りをする事になり、受け手の作業としてはあまり効率がよくありません。Q&AやAIチャットも設置していますが、そこは無視して一発突破して来ます。日本人だけではなく、外国人も同様の傾向があります。恐らく隣に座っている人に話しかけたり、LineやMessengerなどの閉じられたメッセージアプリで知人や家族とやり取りしている感覚で問い合わせをしてきているのではないかと推察しています。これはこれで現代の文化なのでしょうね。そのうちこちらで質問を用意して、それに対して入力していただくタイプのメールフォームに改修が必要になりそうです。

自覚がない

好きな有名人界隈をずっとウォッチしていると、ファンコミュニティの中でネガティブなコメントを継続的にしている人たちがいます。明らかに有名人本人が落ち込んでいる時に何カ月にも渡って人格批判を繰り返したりしているような人たち。

ところが先日有名人本人がSNSにポジティブな投稿をしたところ、そういう人たちが「良かったね~アンチやネガコメする奴らなんて無視した方が良いよ!」みたいな事をコメントしていて、開いた口がふさがらないというか、多分この人たちには何の自覚もないんだなぁとシミジミしてしまいました。

モラハラ、セクハラ、パワハラや他者を攻撃している人たちは一様に自覚がないですし、自覚しているのにやめられない場合は多分第三者の助けを借りた方がいい。

自分も無自覚にどれだけそういう事をやってしまっているか分からないので、本当に気を付けたいと思います。

今年も英国へ

物価の高騰とヨロヨロの日本円で絶望的な出費にはなりますが、また英国に行ってまいります。世の中そこここで戦争中で怖いので、安全安心はお金で買うしかないと泣きながらフラッグシップの航空会社を選び価格に目玉が飛び出ております。オンライン英会話の東欧辺りの先生達と話していても「旅行代、コロナ前の倍だよねー」という話で盛り上がります。現地ではお粥をすすって生き延びる所存です。

*1:たまにライフハック系の欧米人気インフルエンサーYoutubeチャンネルを見ると、再生スピードいじったっけ?と思うぐらい早口の人がいて笑ってしまう。「タイパ」追及のあまりか、短時間に情報詰め込み過ぎ!

*2:多分日本の現状では公にはなかなか言えない事だと思います。医師のくせに無責任だなんだと炎上してしまいそう。

2024年2月17日のRambling

ナワリヌイ氏

ナワリヌイ氏が亡くなった。いつかこの日が来るのではと恐れてはいましたが、想像以上のショックで身体から力が抜けるような思い。自分としては、ガザの悲惨なニュースをあまり見すぎないようにしながらも横目で見続けているこのタイミングで...というのも衝撃を一層強化したかもしれません。

ナワリヌイ氏に関する私の知識はクーリエジャポンで取り上げられる記事の内容ぐらいのものでしたが、世界にはまだこんな人もいるんだ、という遥か遠くに見える小さな光のような存在だったので、何としても生き延びて欲しかった。正直、ロシアには戻らず、海外で活動して欲しかった。それでも命の危険は常にあったとは思いますが...。ご家族、特に奥様の悲嘆はいかばかりか。残念で悲しい。

クイーン+アダム・ランバート

先日、クイーン+アダム・ランバートを見て来たのでした。正直クイーンをちゃんと聞いた経験はないのですが、とても素晴らしいショーで、チケット価格以上の価値は間違いなく感じられました。

その後アダム・ランバートに興味が沸いて、Youtube動画やPodcastのインタビューなどを漁っております。英語の教材としてありがたい*1。ポーズか本心か分かりませんが、今まで自分の文化圏には無かったアダムさんの健全さというか屈託のなさが新鮮。

アダムさんは本当はロックミュージシャンになりたかったようですが、実際には一流のショービズの人に仕上がっており、フレディ時代からのクイーンのファンからも歓迎され愛されているのは、恐らくアダムさんがフレディ氏とはジャンル違いの人だからなのかもなぁと思ったりします。

それにしてもアダムさんにしても今回コンサートのオープニングアクトだったGLAYのメンバーも、非の打ち所がない「いい子」で、本当にそれで大丈夫?無理してない?等と心配になってしまうのは多分もう私が古い人間だからなんでしょうね。

オンライン英会話

コロナ陽性で中断したりしつつも、オンライン英会話は継続中です。新年で英会話を始めた人が多いせいか、最近フィリピン人女性で評価が高い講師は予約が取りにくくなっている気がします。全体的な講師の男女比率とか国籍分布は分かりませんが、フィリピン人女性が英会話の練習相手として最もハードルが低い(気がする)からそうなりますよねー、と勝手に想像。フレンドリーで明るくて優しくて...とにかく安心感があります。加えて若くてかわいい女性も多いので、そういう意味での人気もあるのかもしれません。

そういう訳で自分は最近は男性講師を選ぶことが多くなってきました。結果として男性講師の方がディスカッションで深掘りした話になりやすいような気はします*2。自分の語彙のなさや表現力の幅の狭さで言いたい事がちゃんと言えず、脳がギンギンに追い詰められている感じがあり...恐らくこれを続けるところに成長があるに違いない。そうであって欲しいです、切実に。

先日20代のセルビア人男性講師と話していて*3、世界情勢の話になったのですが、彼としてはアメリカ大統領選は共和党(=トランプ)に勝って欲しいんだそうです。曰く民主党みたいに世界のあちこちに首を突っ込んでもらうよりも、アメリカ人はアメリカに引っ込んでてくれてた方が世界は安定すると思う、との事。

セルビアは数十年前にアメリカ主導でNATO空爆されたばかりだし、地理的にも恒久的に難しい位置にあるので*4、そういう国の若者がそういう考え方をしているのも理解できると思いつつ、改めてやっぱりそうなのかとも思いました。それと彼は日本は遅かれ早かれ移民を受け入れる事になるだろうけど、どんな移民を受け入れるのかは本当によくよく考えた方が良いと思うよ、とも言ってましたね。移民問題はヨーロッパではもうコントロール不能に陥っているようです。

セレブの偽アカウント

SNSに横行するセレブの偽アカウントというのはお金を巻き上げたりするのが目的なのかと思っていたのですが、どうやらただの悪戯でやっている人もいるようですね。私の好きな有名人の偽物も方々に出没していて、折に触れ運営から注意喚起されたりしている昨今です。

しかしファンのひとりが偽アカウントにメッセージで口説かれたらしく、ドツボにハマってしまった模様。数回のやり取りののち、偽アカウントは消えてしまったらしいのですが、ファンは有名人本人と「愛し合ってる」と思い込んでしまっており、オフィシャル運営に突撃したりあちこちにコメントを書き込んだりして大暴れしております。ファンの脳内では「私と有名人の仲をマネージメント側が引き裂こうとしてる」というストーリーが出来つつあるようで、危険極まりない。むしろ多少のお金を巻きあげられた方があとくされが無かったかもなと思わなくもありません。

こういう話は私の好きな有名人界隈に他にもいくつかあるようで、有名人って大変なんだなと思うとともに、自分もいつとち狂うか分からないので気をつけたいと思います。私の好きな有名人は荒らしやアンチのせいで数年前からSNSに姿を見せなくなっているので、ガチ恋系寄りのファンには辛い状況です。直接本人の投稿を読んだり、すごく運が良いとリアクションもらえたりするチャンスが完全に失われてしまいました*5。だから問題のファンが一縷の望みにすがりたい気持ちも分からなくもありません。多分彼女も心のどこかでは偽物だって分かってると思うんですよね、本物じゃないって。どんなに駄々こねてもどうにもならないのですよ辛いけどね...。

*1:基本的に私はアメリカには興味が無く、リスニング素材がイギリス英語ばかりになってしまうため、アダムさんはよくぞアメリカ人でいてくださったと感謝しております。

*2:女性講師が相手の場合は世界中どんな相手でも「だよねー」「分かるー」と共感して、笑って、それはそれですごく楽しい。

*3:自分の息子と言ってもいいぐらい年下なのにあの落ち着き具合は一体何なのか

*4:他の国に出ていく友人も多いけど、この講師はセルビアから離れるつもりはない、と言ってました

*5:私も5年ぐらい前にコメント欄で本人からレスを貰ったのを思い出して今でもニヤニヤしてしまう。