自分が応援しているアーティストのツアー（海外）が最終日を迎える。コロナとウクライナの件があり今回は見に行く事が出来ず、遠くから指をくわえて見ているしかなかった。しかしせめて応援の気持ちを伝えたいと思い、差し入れをしよう、と考えたのであった。まず会場に楽屋への差し入れが可能か問い合わせをし、デリバリー対応のスイーツ店をネットで探し、商品にメッセージを添えられるかお店に問い合わせをし、万全の体制で1週間前にウーバーイーツに予約を入れた。
そして迎えた配送時間。予想通りというか心配していた通り、配達員は商品をピックアップして運んで会場まで行って、それから恐らくどうしたら良いのか分からなかったのだろうね（コメントには説明を入れてあった。商品はその日に公演するアーティストへのギフトなので、会場の人に渡して欲しいと。）、電話をこちらに入れて（電話に出られなかったのはこちらに非がある。）、結局キャンセル。数千円分の商品が消えた。すぐに問い合わせに応じるような人たちではない。試行錯誤してみたがどうにもならず、悩んだ挙句再度オーダーを入れ、今度は一秒たりとも目を離さず配送まで見届けた。高い授業料になったが、日本でも使った事がないのに、いきなり海外、しかも受け取りが自分ではない、というイレギュラーなオーダーをしたのだからやむを得ない。
2回目の人が本当に届けてくれたのかどうかは確かめようもないが、届けたというのだから届けたのだろう。とにかく代金は決済されている。イレギュラーなお願いなのでチップも追加しておいた。全てが上手くいけば確かに便利なサービスである。
しかしお金はともかく、想定外の事になった際にすぐに問い合わせができないのは困る。基本当てにできないという事だ*1。次回こんな機会があれば出来るだけ自社デリバリーをやってる店を使おうと思う。そんな店はもうないのかもしれないが...
などと心の中でブツブツ言っていたら、最初のオーダー分が返金されていた。「それはギフトです、お願いですからすぐに再配送してください！」と問い合わせフォームにメッセージを3通ぐらい入れたのが効いたらしい。結果論だけど、最初のオーダーがキャンセルされた事にこだわり過ぎず、再度注文したのは正解だった。日曜深夜に2時間ぐらいこれにかかりきりになってしまったし、使うのに少し注意を要するサービスだという考えに変わりはないけど、デリバリーサービスが無ければそもそも差し入れなどは実現不可能だったと思うし、応援してるという気持ちを伝える当初の目的は（多分）達成され、お金も無駄にならず良かった。
会場とお店*2とウーバーイーツの皆さん、ありがとうございました。
