英語を浴びるだけ日記

英語で見たり聞いたりしたもの日記

ほんと、そうしてくれると助かるよ

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Paul Taylor's Happy Hourはスタート時から何となく見ていて、それというのもこれがコロナのロックダウンがきっかけで始まったから。目が離せないほど重要な内容じゃないし、気楽に見られるのでバラエティ番組として自分には丁度良い。但し、英語の回だけ。半分ぐらいの回はフランス語で、ちゃんと人力で英語字幕を付けてくれているのだけど、読むのは目が離せないし面倒くさい。

今回のゲストはオーストラリア人のポッドキャスター、Oliver Geeさんでなかなかこれは面白かった。英語の先生界隈で「ネイティブは非ネイティブにも分かりやすい英語を話すべき」という提言を最近ちらほら見かけるんだけど、Oliverさんみたいな英語教育とは関係ない、色んな国を渡り歩いてる人からそういう意見が出るのはありがたい事だなと。

現代の西側諸国でたまたま英語が標準語になってる優位性、みたいな話があって、ネイティブはそれに胡坐をかいてるだけではなく、自ら歩み寄るべき、って話。コミュニケーションコストを相手に全部押し付けるのは良くない、と。

具体的に言うと、非ネイティブが苦手にしている句動詞だったり慣用句だったり、自国民にしか分からないハイコンテクストな表現を避けましょう、みたいな事ですね。英語圏同士でも伝わらない事がままある、みたいな話で。

そういう訳で、この界隈の人たちの英語は私のようなレベルでも非常に分かりやすい。これが完全ネイティブ向けコンテンツになるとまだまだなかなか厳しいものがある。いつか乗り越えねばならない壁とは思うけど、先は長い。

 

youtu.be

 

動画内で紹介されてる、北部Sweden人の「Yes」のいい方はあるあるで笑ってしまった。息吸い込むよね、「スッ」って。