英語を浴びるだけ日記

英語で見たり聞いたりしたもの日記

数十年ぶりにTOEICを受けた

昨日、数十年ぶりにTOEICを受けて来ました。職場がそろそろ本当にまずいというか、このままだとこの先体力的に保たないぐらいの仕事量になりそうで、つまり本当にまずいのは自分の体力かもしれない。特に手に職は無く、既に高齢に片足突っ込んでもおり、転職はかなり厳しそうというぼんやりとした不安があり、とりあえず英語の試験でもやって気を紛らわせておこうかと。

という訳で申し込みした時点ではちょっとは勉強する気が合ったので、旺文社のコレ

www.obunsha.co.jp

を買って模試を1回だけやった。3回やるつもりは最初はあったんですよ。最初はね。

自分としてはリスニングはまあ良いんですよ。英語といえばリスニングしかやってないようなものだし。テストの最初、集中するのにちょっと時間がかかるので、Part1はちょっとダメだけど。リーディングもPart7はいい。多少分からない単語があっても文脈で何とか読めるから。問題はPart5とPart6です。語彙の勉強も文法の勉強もしてないので、なかなか点数が取れない。という自分の弱点が分かったけど、特に何も対策をしないまま当日を迎え、昨日の午後の回(第305回)のイチゴを凝視している人物の写真の方のテストを受けました。

久しぶりに受験した感想は、やはり集中力がキモっていうのと、相変わらずボリュームあるなーってところです。昔はPart7は後半見てる暇なく適当にマークしていた(いわゆる塗り絵)記憶があるんですよ。でも模試では時間内に最後まで完走できていたし、本番でもギリギリ最後まで行けたので、そこは何十年か経って進歩したかなと。最後にマーク漏れがないかな、と解答シートを見返すぐらいの時間はありました。昨夜あちらこちらで上がっていたTOEICのプロみたいな人達のレビューによると、305回はPart7の内容とボリュームがきつかったとみんな言っているので、ちょっとホッとしましたけどね。自分もギリギリだったので。でも全体的に旺文社の本の模試よりは本番の方が簡単だったんじゃないかなぁ。旺文社の模試、難しくない?

あ、あと個人的にリスニングはイギリス英語以外は全然頭に入ってこない(基本イギリス英語ばかり聞いているので)ので、もう少し普段聞く英語の幅を広げないとダメだなとは思いました。その事態はある程度予測していたので、ここ2週間ぐらいこれを聞いてアメリカ英語対策をしてたのですが、ちょっと遅かったですね。クーリエ・ジャポンにも掲載されているNew York TimesModern LoveというコラムのPodcast版です。男女に限らず、親子とか他人とかいろんな切り口の「愛」の話。なかなか面白いのでおススメ。なんと英語学習者歓喜のTranscript付。流石大手。この手のものは他にも良いのが沢山ありそうなので、カナダ、オーストラリア、その他ワールドワイドに英語のPodcastを探していきたいと思います。

www.nytimes.com

その他の問題として、頚椎症で首が痛くなるので試験中の2時間ずっと俯いていられないというのもある。不審だろうなと思いつつ、途中で問題の冊子を目の高さまで持ち上げて読んでました。周りを見てもやはり20~30代らしき受験者が多いですからね。中高年には優しくない試験だ。

旺文社の模試でも、その他の模試でも大体800点台前半のスコアが出ているので、今回は800点台に乗れば成功かなと思っております。ちなみに数十年前に最後に受けた時のスコアは600点だったはず。

リスニングで問題を聞く前に解答を読んでおくとか、TOEICの頻出単語を押さえておくとか、色々テクニックがあるようですが、多分自分にはそういうのは続けられないので、今後も英語に関してはガチンコ勝負でやって行きたいと思います。とにかくスピーキングとライティングの実践練習をしないとな...。

そういえば10月19日はTOEICの日だそうで、無料の模試があるらしい。興味がある人はやってみると良いかも。私も参加しようかな、しかし時間帯がちょっと早いのよな...などと思っております。

www.iibc-global.org